牛に触れる @ 新宿眼科画廊 2011年10月
■牛に触れる
【立体】 麻布、鉄、粘土、和紙(毛辺)、オルゴール、他 色々
■自在にいる‐(1) |
■自在にいる‐(2) |
【平面】和紙(毛辺)、アクリル絵具 他 |
■猿の毛皮を着る |
■猿の毛皮を脱ぐ |
【立体】和紙(毛辺) 他 |
■無花果の日々 |
■ユリの命 |
【立体】和紙(毛辺) 他 |
■気 配 |
■靴のスケッチ |
【立体】ティッシュ・ペイパー、模造紙 他 |
■牛に触れる
【立体】 麻布、鉄、粘土、和紙(毛辺)、オルゴール、他 色々
■自在にいる‐(1) |
■自在にいる‐(2) |
【平面】和紙(毛辺)、アクリル絵具 他 |
■猿の毛皮を着る |
■猿の毛皮を脱ぐ |
【立体】和紙(毛辺) 他 |
■無花果の日々 |
■ユリの命 |
【立体】和紙(毛辺) 他 |
■気 配 |
■靴のスケッチ |
【立体】ティッシュ・ペイパー、模造紙 他 |
【「牛に触れる」口 上 】
『牛に触れる』はリサイクル作品です。もとは『恋人』というタイトルの作品でした。
16年前に「オルゴールを牛の中に入れ、牛を檻の中に入れてさらに檻の上から木の箱で覆う。木の箱はところどころ壊れており、少しだけ牛らしきものが見える」という作品を思いつきました。
そのころ私は、人間は地上のほんの少しだけ上に偽物の大地を作り上げて生きており、本物の土の上に降り立つことは決して出来ないと固く思い込んでいたのです。
偽物の大地とは言葉や文化や価値観等のことです。
『恋人』はその思いを強く反映してできた作品です。
しかし16年の時がたち、つい最近になってやっと本物の土に触れる方法があるという気がなんとなくしてきたのです。
言葉にするとリアリティがなくなるのですが、私の体(心を含む)が土そのものではないかと思うようになったのです。
そこで今回もう一度展覧会を開き、閉じ込められた恋人を檻の外に出してみることにしました。